1/3

アーチカットアクア紫流YAIBA 100ml×1本  手差し用 お試し品

¥1,980

International shipping available

< 燃えない切削油に捧げた31年 >

◆1995年:一言の問いかけから始まった「無謀」な挑戦。
これは、燃えない切削油に人生を懸けた男、通称「OILドクター」こと阪口昌孝の物語である。
1995年、当時20歳のOILドクターは、配達先のお客様から放たれた「燃えない切削油はないのか?」という言葉に衝撃を受ける。
先輩に聞いても、図書館で調べても、そんなものは存在しない。
しかし、その日から彼の頭からその言葉が離れることはなかった。
「油に水を混ぜれば、燃えなくなるのではないか?」 そのシンプルな発想を原点に、独学による研究が始まった。
参考にしたのは、身近にある乳化の結晶、マヨネーズやドレッシングだった。

◆2012年:17年の歳月を経て掴んだ、最初の手応え
23歳で家業の三輪鉱油に入社した後も、彼の「実験」は続いた。
市販のシャンプー、入浴剤、はちみつ、納豆……。水に溶けて粘り気のあるものは、片っ端から自分の手で触り、その性質を身体に刻み込んだ。
そして2012年、37歳になったOILドクターは、17年の歳月を経て、ついに商品化に成功した。
翌年の展示会「MECT2013」に出展すると、そのキャッチコピーは大きな反響を呼んだ。
『燃えない切削油:アーチカットアクア2810、登場!』

◆苦難と試練:理想と現実のギャップ
しかし、道は平坦ではなかった。
2014年の第二作目となる含水タイプ「アーチカットNFPシリーズ」をリリースするも、油性には性能で及ばず、水溶性にさえ劣る場面もあった。

「まだ足りない……」

改良を重ね、2021年に自信を持ってリリースしたのが「アーチカットアクア紫流(しりゅう)シリーズ」である。
水分40%・油分60%の黄金比を掲げ、市場でも高い評価を得た。
しかし、現場では新たな課題が浮き彫りになる。旋盤加工時の「油煙」と、アルミ加工時の「溶着」だ。

◆2022年:常識を覆す「現場の知恵」との出会い
47歳になったある日、OILドクターは衝撃的な光景を目にする。
ユーザーである技術者が、あえて推奨値を無視して水分量を70〜80%まで増やし、冷却性を確保して旋盤加工を可能にしていたのだ。

「この配分こそが、現場が求める正解なのか!」

しかし、単に水を増やすだけではアルミの溶着は防げなかった。
主成分とアルミの相性を見直し、ゼロからの再構築を決意。そこからさらなる死闘が始まった。

◆2025年:ついに辿り着いた、究極の「YAIBA」
そして2025年12月、31年間に及ぶ研究の集大成が完成した。
水性の切削油『アーチカットアクア紫流YAIBA』だ。
シリーズの象徴である「透明な紫色」と「アロマの香り」はそのままに、水分量を75%へと大幅に引き上げ、主成分を植物油とポリマーへ刷新。
その結果、アルミはもちろん、難削材であるステンレスまでが「最強に良く切れる」次元へと進化した。

◆2026年:OILドクターの祈り
2026年、OILドクターは51歳を迎えた。
20歳から31年間、ただひたすらに「燃えない切削油」のことだけを考え続けて辿り着いた答え。
それは、現場で戦う技術者たちのために最高最強となる武器を提供すること。
それが「水性の切削油」。

油性は 燃える、油臭い、ベタベタする。
水溶性は 腐敗臭、切れない、機械が錆びる。
オフィスに居ても、応接室に居ても匂う、それが製造業だ。
その臭いを放っているのは切削油。
だからこう考えた。

「アロマが香る切削油をお届けしたい」

一人でも多くの技術者の手に、この「YAIBA」が届くことを願って。

International shipping available

¥1,980

最近チェックした商品
    同じカテゴリの商品
      その他の商品